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おひろめ。


5/28〜6/4、生まれて初めて写真の展示をします。

カメラを初めて約4年、いつかやってみたいなと心の底に潜めてた思いが
友人に恵まれ、イラストレーターさんとコラージュアーティストさんとの3名合同企画で実現できる運びとなりました。

おひろめ。_f0360182_06531432.jpg



蒲田のbar FUKUROというところでやります。

なんと蒲田はたった1か月だけど上京して初めて住んだ街でして、
(最初の1週間は姉の家に居候なのでノーカン、その次の住まいです)

私の東京ソロ生活スタート地でおこなえるのもすごく嬉しいのです。


現像するのももちろん初めてなので、全てのデータを見返しました。
カメラ始めたての時の写真、下手くそだなぁと(今となっては)思いながら、でもすごくフレッシュで力強くて。

今回の展示会を機に久しぶりに連絡とれた方はもちろん
こちらから連絡する前に
「展示いつから?」「見に行ってもいい?」etc
連絡くれた方もいて、
告知が追いついてないのにありがたい限りです。


初日と最終日は在廊してます。 
ブルワリーさんとのコラボもあり初日はすごく混むらしく(ざっくり)
間の水木も顔出す予定でいますので、
ビールお好きな方はぜひいらしてくださいね。


そういえばイラストも飾ります。
今回のためにアクリル絵の具とキャンバスを購入したのですが、すごく楽しいです。


あんまり母に根掘り葉掘り聞けないのですが
亡き父も絵が上手でした。

なぜ知っているかと言うと
父が書いたであろうクロッキー帳を見たからです。

「〇〇(母の名前)、だいすきだよ」とコメントが添えられた絵。

父は婿養子だったし、お見合いに近い結婚だったみたいだけれど
お互いが好きで結婚したんだな、
私は望まれて生まれてきたんだな、と願わくば信じたいところです。


そんな父が最近夢にでてきた。
母に向かって、
「僕たちがやってきたことを皆が継いでくれてよかったねぇ」と言ってました。

父がそう伝えたかったのか、
私がそう言ってほしかったからそんな夢を見たのかはわかりません。

音楽も写真も絵も子供関係の仕事も
(私はしてないけど)服飾も、
両親の好きなことや仕事を 私や兄姉が続けてる。

私は父を知らなかったからこそ
無意識に続けている音楽と絵はこれからも続けたいなぁとおもってます。



そんな父との数少ないお話。
父方の祖父のお葬式の時と、
祖母のお葬式の時です。

父が亡くなった時に私は2才だったので 
親戚の人達は私のことをよく覚えていてくれたらしい。
あの時いちばんちっちゃかった子なの?
すっかり美人さんになったねぇ!(←鼻高々)
って何人も声掛けてくれた。
 そいで、何人も同じこと話してくれた。

[(父の火葬の日)
マコさんが、ぽーっと煙になったよ
って言ってたんだよ]


って。

父のことを お父さんとかパパとか言わずに
マコさん って言ったのも気味が悪いけど
(誠 なので周りからはまこっちゃんと呼ばれてましたよ)
当時2才のわたしは火葬場で何を見て
そう言ったのだろう

全然覚えていないけれど、
父方の親族からは会う度に言われた話で、
大切に覚えておきたい話

(歳的にもタイミング的にも
話してくれたおばちゃん達にはもう会えないかも)


馬鹿にされるかもしれないけど
当時のこと思い出せたらいいなって思ってる
第三者からきく父の話しか知らないから

1回くらい私の名前呼んでくれたこととか
写真にうつった日のことくらい
思い出せたらいいのにな




おひろめ。_f0360182_08114114.jpg

 

というわけで、
私と父と母と、いや〜生まれてからの28年間
全てをぶつけた展示会になるかもしれません、


特に入場料などないので
おいしくビール飲んでもらえたらいいな


私らしい作品を作れるよう頑張ります



Cathy Wellincia


by cathy0222 | 2022-05-17 08:25